- 自分は愛着障害の〇〇型かも!
- HSPかもしれない。。多分HSS型とか当てはまるかな。。
- 自分絶対アダルトチルドレンだ!
こう思っている方に向けての記事です。
私自信、自分自身が愛着障害と知って、その興味のままイギリスの大学院を卒業しました。

「知ることだけ」を極めてしまった人です。
その経験から、
「自分のこと〇〇型って分類しただけじゃダメだよ!」
ってことをお伝えします。
生きやすくなるためには、もう一歩先に進む必要があります。
目次
「自分〇〇型だ!」は、「旅行のガイドブックを読んだけど、まだ現地に行ってない」状態

「自分は〇〇の〇〇型かもしれない!」って気づいた段階は、
愛着障害の回避型だから人間関係が苦手らしい、HSSHSPだから刺激が欲しいらしい、毒親にも分類があるらしい、と調べれば調べるほど出てきます。
これめちゃくちゃ面白いですよね分かります。。
ただ、残念ながらこの状態だと、当然ですがあなたの生きづらさは何も変わっていません。
知っただけで何も行動がまだ出来ていないためですね。
これ海外旅行に例えると分かりやすいです。
「自分は〇〇の〇〇型かもしれない」って分かった段階って、すごい行きたい旅行先を見つけた状態です。
「自分はヨーロッパに行きたいかもしれない!」って思って、ヨーロッパの街並みをYouTubeとかで見たり、ガイドブック読んだりして、めっちゃ知識はつきます。
ただ、実際に足を運んでないので、実際に行った人とは楽しさに雲泥の差があります。
なので、「実際に現地に行く行動を起こす」=「愛着障害だったら、克服していく行動を起こす」ことがめっちゃ重要です。
自分のタイプを知った後にどうすれば良いのか、以下に解説をしていきます。
ステップ1.「どういう状況で自分は生きづらさを感じるか」を理解する

まず最初のステップが、「具体的に自己理解」をすることです。
これどういうことかというと、「どういう状況で自分は生きづらさを感じるのか」かなり具体的に知ることです。
愛着障害だとかHSPって、「〇〇タイプは人間関係に生きづらさを感じることが多い」とか超絶ざっくりしています。
あなたの性格や人間関係、経済状況等々何も考慮されていません。
なので、「どういう状況で自分はどう生きづらさを感じるのか」まで落とす作業が必要になります。
「生きづらい」と感じた時に、5W1Hに沿って「なぜ自分はこの状況が辛いのか」をメモしておきましょう。
- Who: 誰か一緒にいたのか
- When:いつ起きたのか
- Where:どこで起きたのか
- What:何が起きたのか
- Howどう感じたのか
これを1ヶ月も続けていると、「どういう状況で自分はどう生きづらさを感じるのか」、具体的な自己理解ができます。

具体的に知ることが重要!
「よくわからないんですけど。。」って方は僕に相談してくれてもOKです。
大学院で学んだ技法とあなたの状況を考慮して、高い精度で推測いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
ステップ2.カウンセリングを受ける

「どういう状況で生きづらさを感じるのか」ちゃんと分かったら、その上でカウンセリングを受けてみましょう。
解決するべきものがはっきりしているので、かなり効果的にカウンセリングを受けることができます。
予算や国や期間が決まった状態で旅行業者に行けば、自分の望んだプランが出てきそうですよね。
それと同じ理屈で、「こういう状況でこう辛さを感じる」っていうのがはっきりしてれば、問題の解決も早くなります。
カウンセリングに関しては、「心療内科で臨床心理士の資格を持ったカウンセラー」のプロのカウンセリングを受けるのが、一番効果があります。
ただ、医療機関のカウンセリングを受けるのは、1回1万円越えは普通なので、どうしてもお金が出せない方もいるかもしれません。
医療機関でのカウンセリング料金が気になる方には、比較的安価でプロのカウンセラーに相談できるココナラ でもおすすめです。
実際にカウンセリングのサービスを受けたこともありますが、普段医療機関に勤めているカウンセラーの方なので、かなり高いレベルのカウンセリングを受けることが出来ます。
デザイン等、いろんなサービスがありますが、「悩み相談、カウンセリング」のカテゴリから、自分に合うものを探して受けてみてください!
ステップ3.ポジティブ日記/嫌な人とは距離をとる
カウンセリングを受けることに加えて、日常的に実践できることをやっていくのも重要です。
継続は力なりですので。
以下に、自分が実際にやって効果があったものを紹介していきます。
ポジティブ日記をつける
愛着障害、アダルトチルドレン等々で悩んでいる方は、どうしてもネガティブなことに目を向けがちです。

自分もそうだった。。
その方に絶対やって欲しいのが、「3行ポジティブ日記」です。

「良かったこと」を寝る前に数分ぐらい考えて、それを書き留めるだけでOKです。
「良かったことなんか無いわ」って思うときこそ、捻り出そうとするそのプロセスが効果があるようです。
詳しく知りたい方は、こちらの本もどうぞ!
精神科医の先生が書いた、この本に書いてあった方法です。
付き合う人を選ぶこと
個人的にやって良かったと思うのが、「付き合う人を選ぶ」ことです。
愛着障害やアダルトチルドレンの方が特に気を付けたほうがいいのが、「ネガティブな愚痴を言う人」です。

愛着障害だとかアダルトチルドレンの方ってほぼ確実にやさしい方なので、愚痴っぽい人にはサンドバックにされがちです。
めっちゃ仲良い人とかの相手をたまにするぐらいだったらいいと思います。
ただ、ずっと愚痴のサンドバックにされながら、生きやすくなるってそんな無理な話はありません。
ぜひ「嫌われる勇気」を持って、愚痴のサンドバックにされたり、利用されてるなって感じたら、距離を置くことをオススメします。
まとめ
今までの記事をまとめると、以下のようなものになります。
- 具体的に「どういう状況でどう生きづらさを感じるのか」をはっきりさせる
- その後、可能であれば医療機関のカウンセリングを受ける
- 日常的にできることも少しずつ取り入れてみる(ポジティブ日記、嫌な人から距離を置く等)
「自分は〇〇型だ!」と知るのは、本当に初めの第一歩でしかありません。
これらの情報を参考にして、少しずつ愛着障害やアダルトチルドレンの克服に取り組んで行ってみてください。
時間はかかりますが、確実に効果はありますよ。

焦らず進んでいこう