
それはあなたの「愛着」が関係しているかもしれませんよ
今回の記事では、これが専門でイギリスの大学院を卒業した僕が、「愛着」について説明をしたいと思います。
この記事を読むことで、
- 人と会うと疲れる理由がわかる
- その解決方法のヒントが得られる
と思います。
目次
愛着とは「他人との関わり方を記録したノート」です
愛着とはすごいざっくり言うと、「他の人との関わり方や考え方」のことです。
人間って、人とと関わらないと生きていけないです。これは同じ社会的動物の、猿とかでも同じですね。
馬の赤ちゃんは放っておいても生きますが、人の赤ちゃんは人に育ててもらわないと生きれません。
ですが、同時に変な人に攻撃されたら、すぐに死んでしまいます。
こんなザコな存在なんで、人と関わりつつも、同時に自分を攻撃してくるような人たちから自分の身を守る必要があります。
これをするためには、「こうしたら攻撃される」、「こうしたら他人は自分を守ってくれる」っていうのをしっかりと頭に記録しておく必要があります。
この記録するノートが、人間が一人一人頭の中に持っている「人との関わり方ノート(愛着)」です。


あなたの頭にも入っていますよ!
このノートには、「こうすれば、人に気にかけてもらえ、自分の身を守れる」といった方法が記載されています。
生まれた時は白紙ですが、経験を積んで書き足していきます。
そのノート(愛着)を参照しながら、人間は他人との人間関係を作っていきます。
小さい時の経験が重要
このノート(愛着)は、小さい時の経験を元に書かれることが多いです。
大体の人は、1歳半でこのノートをほとんど書き終わります

はやい。。
重要なことは、このノート(愛着)は「周りの人(大体親とか家族)との経験」で書かれることです。
1歳半の関わる人なんて、家族で全部ですからね。
そのため、
家族が変な人だった場合、
- 世の中には変な人が多いから関わっちゃいけないな
- 他人とあんまり関わるとロクなことがないな。。
みたいなノートが出来ます。
これを、専門用語で「回避型愛着」と言います。
逆に、良い家族に恵まれた人は、
- みんないい人
- そんな必死に自分の身を守る必要はない
的な感じのノートができます。
これを「安定型愛着」と言います。
人は、一生をこのノート(愛着)を参照しながら、他人と関わって生きていきます。
大人になっても、他人と関わる度に、「あ、これあのノートにかいてあったぞ!」みたいな感じで、ノートを何度でも見返します。
あなたのノート(愛着)には「人を避けること」って書いてあるかも
では、「人と仲良くすると疲れる。。」と感じるあなたのノート(愛着)には何がかいてあるのでしょうか?
あなたのノート(回避型愛着)には多分こんなことが書かれています。
- あまり人とは関わらない方がいい
- 仲良くすると騙される
- 人は自分のことを攻撃してくる
- 感情出すとロクなことがない
このノートを参照しながら人と関わっているので、以下のような傾向がみられるようになります。
- 距離のある対人関係が好き
- 自己開示、感情表現が苦手
- 他人の感情がわかりにくい
あなたの「人との関わり方ノート」(愛着)が「人と関わるのがめんどくさい。。」といった感情を作り出してます。
別に悪いことばかりじゃない
このタイプって別に悪いことばかりじゃなく、ちゃんと長所もあります。
- 論理的思考が強い
- 芸術性が強い
- 他人の話を聞くのがうまい
みたいな長所があることが多いです。

芸術家、デザイナー、ライターなんかはこのタイプ多いですよ!
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まとめ
今回は「回避型愛着」についてかなりざっくりと説明をしてきました。
まとめると、
- 「人と仲良くできない。。」と感じているのは、愛着が原因かも
- 愛着は、人との関わり方を記録したノート
- あなたのノートには「人と関わると攻撃してくる」みたいなことが書いてあるかも
といった形です。
ここまで読んでいただいた方はありがとうございました!
人と会うと疲れるんだけどなんなんだろう?? みんなよくあんな楽しげに人とつるめるよね。。