愛着のDMM理論とは【安定型、回避型、不安型って古いみたいですよ】

こんにちはけいた(@keita19950)です。

今回は、愛着障害、愛着の新しい理論である、「DMM理論」を紹介したいと思います。

あなたが勉強してきた、「安定型、不安型、回避型」っていうのは古くなり始めてます!

こういった経歴のある私が解説しますので、信用性は多少あるかと!

  • イギリスの大学院を成績優秀で卒業
  • この理論を提唱している先生が運営に携わっているコースで研究していた

そもそも愛着障害ってなんだって方は、こちらの記事をどうぞ

DMMの正式名称

DMM理論は、Patricia Crittendenという先生が提唱している理論です。

ポイント

正式名称はDynamic Maturational Model of Attachment(愛着の動的-成熟モデル)っていいます。

今までの理論では、「愛着タイプ」って呼ばれていたと思いますが、

この理論では、そういった分類はしません。

愛着のことを、「愛着戦略(Attachment strategy)」と呼びます。

その理由は、愛着は「タイプで分類するもの」ではなく、「他人から身を守るための手段(愛着戦略)」として考えられているためです。

以下に、詳しく解説していきますね。

「感情」と「論理」、「どっちも」の愛着戦略

DMMでは、「身を守るための手段(愛着戦略)」が超大雑把に分けて三つあると考えられています。

  • 論理
  • 感情
  • どっちも

感情を使って身を守るのか、論理を使って身を守るのか、それともどちらも使うのかって感じですね。

これをわかりやすく図式したのが、以下の図です。

引用:https://www.patcrittenden.com/include/adult_attachment.htm

これだけみたらなんぞやって感じだと思うので、説明をしていきます。

この図を見る時は、時計の針をイメージしてください。

その時計の針があるところが、その人の愛着戦略です。

タイプB:どっちも安定型

時計の針は、11時から13時の方向からスタートします。

引用:https://www.patcrittenden.com/include/adult_attachment.htm

ここの時間にあるのは、タイプBといいます。今までの「安定型」に相当します。

ポイント

感情も論理思考もバランスよく、どっちも持っているタイプです

タイプA:論理型

時計の針が左側に進んで、10時から7時くらいのところが、タイプAと言います。

引用:https://www.patcrittenden.com/include/adult_attachment.htm

成人の場合、タイプA1-7の7つに分類されます。

ポイント

タイプAは、「論理的」に生きるタイプです。

自分を抑えるタイプですので、今までの「不安型」もしくは「恐れ・回避型」に相当するかと思います。

タイプC:感情型

時計の針が右側に進んで、1時から5時くらいのところがタイプCです。

引用:https://www.patcrittenden.com/include/adult_attachment.htm

タイプAと同じく、タイプC1-7の7つ程度に分類されます。

ポイント

タイプCは「感情的」に生きるタイプです。

今までの、「不安型」はここに相当する場合が多いです。

タイプA/C:サイコパス

時計の針が最後まで進んだ6時の方向が、タイプA/Cです。

これは一つのタイプしかありません。

引用:https://www.patcrittenden.com/include/adult_attachment.htm

このタイプは、人の顔を見て、感情的にでも論理的にでもなれます。

今までの「安全型」、「不安型」といった理論では、分類できていなかったタイプです。

今までの愛着理論は、「感情」と「論理」の視点が抜けていた

ではなぜこんなふうに分類するようになったのでしょうか?

ポイント

今までの「不安型」、「回避型」といった分類で、人とのコミュニケーションで重要な「感情」と「論理」が抜けていたことが大きな原因です。

人と人がコミュニケーションをする際って、感情と論理を使ってコミュニケーションしています。

証拠にいろんなコミュニケーションタイプの人がいますよね。

  • 感情的に話す人
  • 理路整然と論理的に話す人
  • 感情がたかぶりやすい人
  • すぐ怒る人

今までの愛着理論の分類でも、こういう人たちの愛着の分類はできました。

ですが、行動の理由まではわからなかったと思います。

たとえば、

  • なぜ理路整然と論理的に話すのか
  • なぜ感情がたかぶりやすいのか

といった根本的な行動の理由のところまでは、あまりわかりませんでした。

ですが、DMMの理論を使えば、

  • 論理的に話す行為→論理的に生きている人
  • 感情が昂りやすい→感情的に生きている人

(これは超大雑把な分類です)

ってな感じで、行動の理由を「感情」、「論理」の点から説明することができます。

こういった感じで、「感情」と「論理」を使って、今までの理論が説明できなかった行動の理由までも説明しようとするのが、DMM理論です。

行動の理由を理解できます!

もっと知りたい方

もっと知りたいという方は、↓の記事の「専門家向け」のところに何冊かオススメ書籍を紹介していますので、ご覧ください。

一冊だけ紹介すると、この本です!

高いんですが、DMM理論のほぼ全てのことを網羅している本です。

日本人で知っている方はほとんどいませんので、この本だけで日本人上位数%に一撃でなれることができるので、こんな良い投資はありませんね。

まとめ

今までのことをまとめると以下の感じです。

  • DMM理論は、愛着スタイルではなく「愛着戦略」という
  • 愛着戦略は、大雑把に「タイプA(論理)」、「タイプC(感情)」、「タイプBもしくはA/C(どっちも)」に分けられる。
  • その理由は、「行動の理由」も愛着で理解するため

何かの助けになれば幸いです!

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